maintenance

ジュンコミュニティのメンテナンスサービス

導入事例

お困りごと

水道メーターは交換しなければならないの?

課題背景

共同住宅内の一部の水道メーターの
検定有効期限が到来している。
各住戸の水道メーターの
検定有効期限にバラつきがある。

ご提案

検定有効期限の到来している
水道メーターの交換を提案。
併せて、有効期限がまだ到来していない
住戸の水道メーターもこの機会に
一斉交換することをご提案。

成 果

全住戸の水道メーター一斉交換を行うことにより、
今後の交換のタイミングが統一化され、
交換漏れによる有効期限超過のリスクが軽減された。
事例の概要

水道メーターは有効期限が定められています

水道メーターは、計量法により検定有効期限が8年と規定されております。水道メーターの蓋の裏側に有効期限年月が記載されているので、有効期限が到来する前に交換しなければならず、それを怠ると懲役や罰金刑に処される可能性があります。ただし、水道局が設置した水道メーターについては水道局の責任において交換されるのでご安心ください。では、どのような場合に所有者様や管理者様ご自身で交換しなければならないのかというと、建物内に「私設メーター」が設置されている場合です。

「私設メーター」とは?

一部の共同住宅は、建物全体の水道使用量を検針する「親メーター」と呼ばれるメーターのみ水道局が設置し、各住戸の水道使用量を検針するためのメーターとして所有者様ご自身が「私設メーター」を設置する方式が採用されています。この場合、各住戸に設置するメーターの管理責任は当然所有者様もしくは管理者様になります。有効期限が近づいても、水道局や自治体等から通知が届いたりする訳ではないので、所有者様は交換時期に十分に気を付けていなければなりません。

有効期限のバラつきを解消するため、一斉交換を実施

今回のケースは総戸数200戸弱の分譲マンションで、築年数が35年なので過去に何度かメーター交換を行っています。通常は、全住戸のメーターを一斉に交換するため検定有効期限は同じなのですが、過去に何らかの経緯により一斉交換を行わなかったようで、有効年月が4つのグループに分かれてしまっており、管理がしづらい状況に陥っていました。

今回、貯水槽改修工事を検討していたところ、一部の水道メーターに有効期限が近づいていることが判明しました。さらに、有効期限が最も残っているメーターでも1年以内に満了することになっていたため、この機会に一斉交換を行い、有効期限を統一化しようということになりました。

水道メーターを一斉交換したことにより、今後の交換漏れのリスクを軽減できるようになっただけでなく、メーター交換の実施時期が明確になったことで資金計画も容易に立てることができるようになりました。

一覧に戻る