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導入事例
バリアフリー対応工事いろいろ
工事名 | バリアフリー対応工事いろいろ |
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①階段への手すり設置
共用階段への手すりの設置は、法改正にて強化が進められています。法改正前に建築された建物であれば、手すりを設置していなくても既存不適格建築物(法改正の新しい規制に適合していない物件のこと)という扱いになり、ただちに違法という訳ではないのですが、やはり設置している方が好ましいとは思われます。
この建物についても、違法状態という訳ではなかったのですが、やはり使い勝手が良くないので、手すりを設置することになりました。横幅もさほど広い訳ではないので、側壁を利用して壁付けタイプの手すりを設置しています。
②階段からスロープへの改修
この通路は、建物内から駐車場へ直通できるルートになるため、頻繁に利用されています。わずか2段ですが、この段差があることにより身体の不自由な方だけでなく重量物を持つ方や歩き始めのお子様などが通行に苦労していたので、スロープへと改修することになりました。
比較的長い距離の通路でしたのでスロープも緩やかに造ることができ、また、どうせするなら、ということで手すりも設置したため、利便性は大いにアップしたかと思います。
③アプローチから階段への手すり設置
アプローチからエントランスにかけて、支えになるものがなく、不便な思いをされている方が多数いるとのことで手すりを設置することになりました。
場所がマンションの顔となるべきところなので、あまり目立つものにするのもいかがなものか、と思われたので、アプローチ脇の植栽帯を手すりとして改修することとしました。植栽が植わったままでは手すりの利用に邪魔になってしまうので、植栽を撤去し、代わりに平板石・砂利石で化粧しました。違和感なく仕上がったと思います。