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リフォーム&リニューアル

導入事例

立体駐車場を撤去し、平面駐車場へ(ハイルーフ車の駐車への対応)

実績概要

立体駐車場を撤去し、平面駐車場へ(ハイルーフ車の駐車への対応)

昨今、マンションの駐車場に関してよく取り上げられるのが駐車場の空き問題です。「立体駐車場離れ問題」といった方が良いかも知れません。

 

20年程前であれば、ファミリーの分譲マンションの場合、住戸数と同程度の駐車場区画を必要としていたので、立体駐車場を導入し必要な区画数を確保していましたが、現在はマイカー離れが進んでおり空き区画が増加している傾向にあります。

 

空き区画の増加を助長させているのが車両の大型化の問題です。保有車両の主流がセダンからSUVやミニバンタイプの車両にうって変わり、高さ制限に引っかかったり、横幅もぎりぎりで入出庫が困難なケースが増え、外部駐車場を契約される方が増えているということです。

 

稼働していない区画が増えてもメンテナンス費用だけは毎月かかってきますし、新設から20年も経過すれば立体駐車場設備の入れ替えを検討しなければならなくなってきます。

このような状況から、立体駐車場を撤去して平面駐車場に改修しようというような動きが顕著に見られるようになってきました。

 

立体駐車場を平面駐車場に改修するメリット・デメリットですが、メリットとしては①駐車車両の高さ制限がなくなる②入出庫しやすくなる③メンテナンス料金が不要になる、の3点があげられます。逆にデメリットは駐車可能台数が減少する、ということになりますが、多くの場合、そもそも空き区画が相当あることがきっかけなので、特に問題になることはありません。

 

今回施工させていただいたマンションは、地上2段地下1段の8台収容可能の立体駐車場が設置されておりましたが、設備撤去後、地下ピットを埋め戻し、舗装して3台分の平面駐車場になりました。

 

ビフォー&アフター

担当者のコメント

この工事の注意すべき点は、地下ピットを埋め戻す際、転圧が弱いと数年で沈下してしまうこともありますので、しっかり転圧するということです。単純な作業ではありますが、ここを手抜きすると大変なことになってしまいますので、しっかりと施工させていただきました。
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