リフォーム&リニューアル
導入事例
2段式駐輪ラックからスライド式駐輪ラックへの改修
工事名 | ○○○○ |
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建物の種類 | ○○○○ |
参考費用 | ○○○○ |
2段式駐輪ラックからスライド式駐輪ラックへの改修
大阪市内などのような、広い敷地を確保しづらいマンションでは、駐輪場に2段式の駐輪ラックが採用されているのをよく見受けます。このラックを設置することにより、単純に2倍の自転車を停めることが可能になるので、限られた敷地を効果的に利用するという意味においては非常に効果的な設備です。
しかし、昨今はこのラックに致命的なデメリットが生じつつあります。それは、自転車の多様化に対応できないという点です。
例えば、普及が爆発的に進んでいる電動アシスト付き自転車ですが、大変重いのでラックの上段を使用するのが困難という問題があります。電動自転車で最も多いのが子乗せ付き自転車だと思いますが、平均重量が30㎏を超えるらしく、女性の力でラックの上段に停めるのは不可能といっても過言ではないのではないでしょうか。
他にも、子乗せや荷物載せカゴが後方に付いた自転車を下段に停めると、写真のようにカゴが邪魔になって上段のレールを下ろせなくなってしまうということもよく聞きます。
そもそも上段に自転車を停めるのは手間なので使用を敬遠される方も多く、結果的に上段が空きだらけなのに敷地内のいたるところに無断駐輪自転車が溢れかえる、ということになってしまいかねません。
このような問題を解決するために、今回はスライド式駐輪ラックへの改修を実施しました。各々のラックが左右にスライドする仕組みで、入出庫したいラックの両側のラックを左右に押し広げることで入出庫しやすくなります。入出庫しない時はラック間の幅は狭くても差し支えないので、単純な固定式1段ラックを設置するより収容台数が多くなります。子乗せ自転車でも他の方に迷惑をかけることなく駐輪していただくことができるようになります。